これまでに10台ほど大型に乗って「やっぱNinja 400って良いバイクだわ」と思いつつも、振り返ってみると一番優れてると思ったのはBMW R1200RSなんですが、コレはまだまだ贅沢過ぎ。私の用途とスキルに合ってるのは、やっぱNInja 1000
昨日もFacebookにこんなポストをしていますw
で、少し前に"Ninja 1000はこの秋にモデルチェンジするんじゃないの?"っていう記事を書きました。
なんでそう思うのか。
先日レンタルしたNinja 1000は2015年モデル。返却後に調べてみたら、この年は結構大きめの変更がありました。で、その他の年はどんな変更があったのかなーと思って調べてみたところですね。
- 2010年10月6日
Ninja 1000発表
インターモト2010の開催と合わせて川崎重工業のサイトにプレスリリース発表。
- 2011年7月下旬
NInja 1000 2012年モデル発表
この年はカラーバリエーションの変更のみで、川崎重工業のサイトにはプレスリリースは見当たりませんでした。
- 2012年7月初旬
NInja 1000 2013年モデル発表
前年と同じくカラーバリエーションの変更のみ。プレスリリース無し。
- 2013年9月初旬
NInja 1000 2014年モデル発表
KTRC(トラクションコントロール)とパワーモード切替を追加し、その他の箇所も変更したマイナーチェンジ実施。プレスリリースは東京モーターショー出品告知が11月に出されています。
- 2014年7月初旬
NInja 1000 2015年モデル発表<
カラーバリエーションの変更のみ。プレスリリース無し。
- 2015年6月初旬
NInja 1000 2016年モデル発表
アシスト&スリッパークラッチを追加。プレスリリース無し。
今回川崎重工業のプレスリリースを眺めていて確認できたのですが、カワサキ車はヨーロッパの展示会で発表されることが慣例みたいですね。で、翌年度モデルの発表は大きめのマイナーチェンジがあった2014年モデルを除いて全て7月以前............
怪しくないですか? 少なくとも大きめのマイナーチェンジがありそうに感じません?
ただ、2016年06月16日のニュースリリースで"モーターサイクルの国内販売網を再編"が発表されているのでコレが理由である可能性もありますが......
そもそも2016年モデルで生産終了するバイクが多いのは何故か。
2017年にヨーロッパの排ガス規制が現行のユーロ3からユーロ4へ変わるために、コレに対応できない(海外でも販売する)モデルは基本的に継続生産されないってのは良く知られた話ですが、Webを徘徊していたところもう一つ理由があるんだそうです。
足立区でホンダウイングを経営されている横山輪業さんのブログで見つけました。
電磁両立性問題っていうのがあるらしいです。発売から3年も経っていないVFR800F/Xの生産終了がアナウンスされたのもコレが原因だそうで。
電磁両立性(英: electromagnetic compatibility、EMC)とは、電気・電子機器について、それらから発する電磁妨害波がほかのどのような機器、システムに対しても影響を与えず、またほかの機器、システムからの電磁妨害を受けても自身も満足に動作する耐性である。電磁共存性、電磁的両立性、電磁環境両立性または電磁(環境)適合性とも呼ばれる。Wikipediaより引用
二輪車でもECU等電気装置が使われていますが、平成28年8月1日以降に生産する二輪車は「電磁両立性に係る協定規則(第10号)」の採用に伴い、電気装置をその変更基準に適合する必要があります。
ホンダウイング横山輪業の活動日記より引用
カワサキ車両で8月になって生産が止まった車両があるのかどうかはニュースが無いので不明ですが、これに合わせて2017年モデルを用意しているから発表が遅れている可能性もあるということですね。
いずれにせよ、あと1~2ヶ月以内には2017年モデルに関する発表がありそうです。正座して待つこととします。
【2016年10月3日追記】残念ながらマイナーチェンジでした。
こちらの記事でご確認ください......orz
レンタルバイクでのツーリングなど、Ninja 1000に関する記事はここに集めています。
維水志萌一
いやー、ホント新型が楽しみです。
私も同じ気持ちです。
正座して待つしかないですね