ケミカル類はWAKO'Sが多いのですがエンジンオイルだけはMOTUL
なんだかWAKO'Sを妄信的に信頼しているフシがあります。自分で使った結果...というよりはWeb上での評判で...ですが、いまも工具箱の中にはFUEL1やバリアスコート、水置換はチェーンルブやシリコンスプレーといったケミカルがゴロゴロ。
エンジンオイルも一時はWAKOSのプロステージSを入れていたのですが...初めて300Vを入れた時の衝撃が凄すぎて...
【初300V時のブログ記事から引用】
早速東名川崎から高速に乗りますが、前日のオイル交換直後からも感じていた通り、MOTUL 300vが凄くてびっくり。
なんというか圧倒的。高速を巡航しているとメカノイズが明らかに少なく。いつもよりタイヤノイズと吸気音がよく聞こえるほど。エンジンの回り方も何と言うかスムーズで気持ちよく巡航できる速度域が+20kmされるくらい。例えて言えば"接触している金属同士の間に ぬるっとした薄い膜が張っており 直接接触せずにぬるぬると回っている"感じでガチャガチャ感少なめ。それでいて回転の上昇下降は非常にスムーズ。
めちゃ体感できるほどではないですけれど、おそらく走行中の振動が減っており 追い越し車線巡航で疲れ方が違う印象です。
「オイルなんてどれも同じだけどモチュール300Vだけは別物だよね」などというインプレも目にしましたが、素人でもそれが体感できるレベル...
300Vが良すぎて困る
エンジンオイルについて調べると良いオイル筆頭として必ず名前が上がるMOTULの300V、いや、マジで凄い
という訳で先日のツーリング前にも300Vに交換してから出かけました。
実は最初の頃は300Vに交換してからツーリングに行くとエンジンが熱く感じていたので「放熱性が高いとか?」って思ってたんですけど、単純に上の回転数まで気持ちよく回るのでいつもと同じに走っているつもりでも常用回転域がかなり上がっているってのが原因なのです。高速巡航なんかも5速で追い越し車線速度が気持ちいい。
普段は7100なんだけど
ただ自宅で交換する時は同じくMOTULのエステル入り化学合成油な7100を入れています。
Ninja 650はオイルフィルターがエキパイ裏の奥まったところにあって更にフルカウル車なのでフィルター交換がちょっと面倒くさく。オイル交換2回に1回のフィルター交換時はショップにお任せ。で、オイルだけ交換する時は自宅で作業なのです。
300Vと7100、Amazon価格だと1リットルあたりで600円くらいの差(2019年9月27日現在)です。Ninja 650はフィルター交換時でも2リットル弱しかオイルを入れなくて良いので普通のオイル交換ならその差は1,000円程度。
なのですが普段の交換だと余りが出るので違うオイルと混ぜるのもなんだか...と思って7100を入れ続けています。
ちなみに300Vと7100のパフォーマンスの差は非常に大きく....7100から300Vにするとその良さが体感できるレベル。逆に7100では走っていて"オイルの良さ"みたいなものを感じたことはありません。
コレ、自宅交換ももう300Vにしちゃおうかなぁ。
[疑問]長期的なエンジン保護って観点ではどうなんだろ
一方でエンジンの回転がスムーズにすぎると"エンジンの保護"って観点からはどうなんだろう?とちょっと疑問に思っています。ほら、よく、圧縮が弱く摩耗でクリアランスが空いちゃってる旧車は鉱物油の方が...みたいなコトを言うじゃないですか。
300Vで感じるスムーズさって、実はエンジンに厳しかったりしないんですかねぇ。なにしろワタシのNinja 650は質実剛健タイ製廉価なパラレルツインですしw