乗ってみた
という訳で前回の(体調不良でまともに乗れなかった...)2017年型 MT-09に続いて、マイナーチェンジ前のモデルである2016年式もレンタルしてみました。
が、今回も仕事をしてしまってチョイ乗りしかできていません...orz
そもそもMT-09などという超メジャー&増車候補に最適と思われるバイクにこれまで乗っていなかったかというと、発表直後にメディアの皆さんが揃って「じゃじゃ馬である」というインプレを書かれていたからです。マイナーチェンジ後のモデルはそこが薄らいだという評価だったので前回借りてみたのですがホントに乗りやすいバイクで"じゃじゃ馬"の片鱗も見せず。では、マイナー前モデルはどうなの?という比較の意味で今回レンタルしてみました。
という訳で以下、印象をメモ。なお、例によって素人ヲッサンのたわごとであり、しかも今回はツーリングはできず。60~70kmの街乗りしかできていないコトを予め申し上げておきますw
いきなりのまとめ
先日の日記にも書いた通り、せっかくの週末だというのに思いつきで仕事をしてしまい良いトコロや気に入らないトコロが分かるほどには乗れていません...ので、今回はホントに"感想文"みたいな感じで思いついたままに書いてます...
Bモード
レンタル直後の設定はパワーモードが最弱のB/トラクションコントロールが最強。その状態で歩道から一般道に出てすぐの三車線道路で一番右の車線に移動しようと大きめにアクセル開けますが...進まないw
少なくともこの状態だと Ninja 650よりダッシュしないですが、コレが雨の日や未舗装路面での安心感にどのくらい繋がるのかは試せていないので分かりません...
3気筒
エンジンは先日のマイナー後モデルが目をつぶって乗せられたら4気筒と区別がつかないかもと感じたのに対してこちらは2気筒寄りの3気筒って感じ。ただこれは既に28,000km近く走っている車両だからってこともあるかも
サスペンション
レビューを見ても評判がよろしくないサスペンション。最初は悪くないじゃんと思ったんですけれど、走ってみるとダンパーが効いていないと言うかスプリングがいつまでもふわふわと動いている感じ。
ただ、これも距離を走っているからかもしれないですし街乗りのレベルでは「こういうもんだよ」と言われたら、まあ納得できるレベルです。峠とかを走ると印象が変わるかもしれません。
社外マフラー
レンタルした車両には社外マフラーが装着されていたのですが、コレが3気筒感丸出しで超カッコいいデザインでした。
調べてみましたら、コレ、ヤマハモーターサイクルの純正マフラーメーカーであるサクラ工業製のフルエキでした。品質感も良く、以前BMW S1000Rに乗った時に装備されていたAkrapovicと違ってバックファイアなども無く。
音量もノーマルに比べたら迫力があるものになっているのでしょうがバッチリ車検対応品というコトで安心して乗れます。
なお、お値段は205,200円(税込)だそうですw
クラッチレバー
マイナーチェンジ後のモデルと違って、こちらはアシスト&スリッパークラッチ未装備。確かに2017年モデルに乗った時は体調悪いにも関わらずクラッチを重く感じたコトはありませんでしたが、この車両では多少重め。
とはいえ別にアシスト無くても丸一日乗れるレベルですし、バックトルクリミッターが無いってトコロもエンブレ多用派な私にとっては特段不満にはなりませんでした。
軽量な車体
ライディングポジションを含めたディメンションはマイナーチェンジ前後で変わってないと思います。Ninja 650比で20kgほども軽い車体はヒラヒラと乗れて取り回しもしやすく。あぁ「軽いは正義」だなぁと感じました。
という訳でコレはホントにいいバイク。実はこの型のMT-09のディープオレンジメタリックが好きな色でして。
中古のお値段が魅力的なコトもあり、新型カタナのティーザーが発表される前であればGSX-S750/1000と相当に迷わせてくれる車両だったんだろうなぁと思いました。